四字熟語を物語で愉しむ | たからしげるブログ

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つれづれ思うことどもを不定期で発信しています。

 秋が深まると、北東寄りにある仕事部屋の気温が日ごとに下がってきました。


 今年は暖冬になると言われていますが、それでも冬は寒くないと冬らしくありません。


 暖房設備のないこの部屋では、窓にプラ段をかけて二重にして、厚着をして、ひざには毛布をかけてパソコンに向かったり、ネットの映画を観賞したりします。


 それでも堪えきれないくらい寒くなってきたら、パソコンごと部屋を脱出して、暖房の効いた居間に避難する予定です。


 BGMはスピーカーから直接ではなくて、イヤホーンに頼ることになるでしょう。


 家人が「親友」と呼んでいるテレビをみることは、ほとんどありません。


 先月、足かけ2年をかけて仕上げた短編集『ラスト1行の四字熟語』(PHP研究所)ですが、地元紙の「千葉日報」と、全国紙の「東京(中日)新聞」に取材していただき、他にもいくつかの媒体やSNSを通じて本の紹介をしてもらいました。


 おかげさまで、これまで出してきた本に比べると、出足は好調のような気がします。


 子どもたちが勉強としてではなく、娯楽として楽しむものの一つに読書があります。


 だれだって「おもしろそうな話」は、聞いてみたいし、読んでみたいと思うはず。


 2年前には同じ版元から『ナイトメアのフカシギクラブ』を出して、これも子どもたちには興味のありそうな「こわい話」「不可思議な話」の短編集を出しました。


 今回は、そうしたテイストを取り入れながら、さらに「奇妙な」「怪しい」「楽しい」短編作品の、いずれもラスト1行を四字熟語の導入で終わらせています。


 帯には「中学受験頻出」とありますが、決して勉強の本ではなくて、娯楽の本であることを強調しておきたいです。


 自然に多くの四字熟語の使い方が身に着くのは、嬉しい副産物かもしれませんね。