昨年12月上旬に友人からもらった鉢植えのポインセチアに、これまであった赤と白のほかに、新しく緑の葉が生えてきました。
日光浴と、適当な時期の水やりを続けているだけなのですが、ずいぶん生命力が強くて驚いています。
先日、どんなテレビ番組だったか忘れましたが、自切によって頭部だけを残し、心臓部を含んだ残りの大方を失ったウミウシを放置していたら、数週間後には、失っていた(心臓を含む)全部位が再生して、元通りの体になったという話を伝えていました。
自切とは、トカゲやミミズなどが捕食相手を前にして、自分を守るために体の一部を自ら切って逃れる行動のことです。
自切も他切も変わらないとしたら、このウミウシ再生の現象は、人でいえば、首をちょん切られてごろんと転がった頭部から、やがて上半身と下半身が再生して、元通りの体を取り戻す、みたいな話になるでしょうか。
そんなことが実際にあり得るとは思えませんが、人もウミウシも同じ生命体です。
例えば人の場合、指、手足、目や耳、内臓などを欠損しても、医学が進みに進んだ遠い未来には、あるいは欠損部分の自然再生を促す方法が見つかって、医療現場に応用される日がくるかもしれませんね。
ということは、生命体の生命力はいったいどこにあるのか、潜んでいるのか? という疑問につながります。
ウミウシの場合は頭部で、その他は心臓を含めて再生される部位にあたりました。
人の場合もそうだとすると、そこからは次のような仮説が立てられます。
人などの生命体が肉体と魂で構成されているとしたら、魂が潜む場所は頭部では?
もちろん、以前このグロブに書いた、魂は本来あの世にあって、そこから肉体の脳と遠隔操作でつながって五感が働いている、といった仮説も捨て切れはしないのですが。